WANTED [DVD] 価格: 3,990円 レビュー評価:5.0 レビュー数:7 2003年から2004年にかけて行われたツアー「WANTED」の模様を収録したライヴDVD。盟友・三宅伸二をはじめとする旧知のミュージシャンが顔をそろえた“NEW BLUE DAY HORNS”と共に行われたこのツアーで清志郎は「トランジスタ・ラジオ」「スローバラード」「雨上がりの夜空に」などのRC時代の楽曲を連発していてファンにとってはまさに垂涎モノの内容なのだが、そこからは「あー、懐かしいねえ」みたいなユルさはまったく感じられない。それどころか本作における清志郎のパフォーマンスは2004年という時代に拮抗するだけのパワー(とろけるようなソウル、攻撃的なヘビィネス、繊細な表現力)がむき |
One Man Show [DVD] 価格: 3,990円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 清志郎の弾くアコギの音色は、優しいですね。
ジャズピアニストだった故・飯吉馨(いいよし・かおる)の「音色は人格だ。その人の人となりが現れる。人柄や思想や感受性のすべてがあらわれる」(「この一瞬の響きに?ピアニスト飯吉馨から学んだこと?」斎藤富佐子・著/春秋社/■清志郎とは関係ありませんが、ピアニストを志している人、ジャズが好きな人にとっても、ためになる本です)「赤い原付」には爆笑でした。
ところで、わたしは最近清志郎のライブには行っていないのですが、ガウンショーは登場はカッコイイけど、ライブ後退場する時は、ガウンショーの担当の人が、ねぎらうように清志 |
|
音楽誌が書かないJポップ批評 (45) (別冊宝島 (1362)) 価格: 1,365円 レビュー評価:2.5 レビュー数:3 資料的にはかなり間違いが目立つ。総合的にはキャッチーさが逆に不自然に見える。
しかしそれよりも、この本から感じられるのは「追悼本」の香り、だ。
「キヨシローの全仕事」の紹介?仕事はまだ続く予定だろう?
「愛しあってるか?いフォーエヴァー」・・・まだ清志郎、死んでないんだけど。
見ていて、気分が悪く思えた。 |
忌(いまわ)―忌野清志郎は生きている! 価格: 840円 レビュー評価:1.5 レビュー数:11 出版社側の乱暴な抜粋コメントの羅列。
この便乗商品にお金を出してしまったことを清志郎さんに謝りたい気持ちでいっぱいです。
二度と第三書館という会社の本は買いません。
ビビンビ便乗便乗便乗?♪ |
GOTTA(ガッタ)!忌野清志郎 (角川文庫) 価格: 652円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3
ナレーターの進行により物語は進んでいきます。「清志郎はデビュー当時恐ろしく貧乏だった。が、タバコらしきものはしっかり持っていた」......
RCサクセションの名前の由来や(元のバンド名はクローバー(C))メンバーの事、レコード会社の事、曲の事、彼が近眼だったこと、など清志郎の言葉で書かれています。
高校生の時バンドを結成し、リンコを『リンコさんはベースが似合う』と持ち上げ自分の背丈より高いウッドベースをリンコが購入した様子などは、それを持ち運んでいたことを想像するとおかしくてたまりませんでした。
|
DRILL KING ANTHOLOGY 価格: 2,243円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 電気グルーブの企画アルバムである。テクノから演歌まで、遊び心をたっぷりと堪能できる。電グル流にアレンジしたチェッカーズの『ギザギザハートの子守歌』などは、そのテクノ化ぶりに目からウロコだ。これならきっと藤井フミヤも喜ぶのではなかろうか…。 作品全体に漂う印象は、まさに「転がり落ちるジェットコースター」。大技小技が入り乱れていて、素直に笑えるアルバムである。(池端まゆ) 子門'z名義でシングル発売されたトランジスタ・ラジオ収録。 実はこの曲を聴いてからオリジナル(RCサクセション)を聴いたのですが 少しも違和感がありませんでした。 カバーする曲が |
GOODBYE EMI 価格: 3,059円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 ソロになってからのベスト盤は「MAGIC」と「入門編」と、そしてこの「GOODBYE EMI」があります。
最近は「入門編」を聴くことが多かったのですが、久しぶりにこれを引っ張り出して聴いたら
これが一番好きなベスト盤に思えてきました。
味わい深いとでも言いましょうか。
一番落ち着くべスト盤です。
ヒットシングルが多いのは「MAGIC」、最近の曲が多く入ってるのは「入門編」です。
「GOODBYE EMI」はEMIからポリドールに移籍するタイミングで置き土産的に発売されました。
当時のインタビュ |
レザー・シャープ 価格: 2,000円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 発売当時最初に(LPで)聴いたときは洋楽のタイトな演奏に乗っかる清志郎の声に妙な感覚を覚えた記憶があります。が、不本意にも単身でロンドンに「WATTATA」清志郎が、そこで奇妙な人々(よりによってブロックヘッズにトッパーヒートン)と出会って、自分の音楽があれば少々言葉が分からなくとも、少々性格が破綻していようとも、確実に核心が伝わるという確信を得て、以降の清志郎のバンドや命を破壊してまで突き進む怒濤の進撃に繋がる重要なアルバムであります。 |
|
瀕死の双六問屋 価格: 2,000円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 忌野清志郎さんが亡くなってからあわててレビューを書くなんて、全く清志郎さんに呆れられそうです。
この本は清志郎さんがTV brosに連載していたものをまとめたもので、彼の社会や商業音楽に対する怒りや呆れている様に愛を感じます。彼の音楽はほんの少ししか聴いたことはないのですが、この本が新刊で販売されていた2000年当時、衝動買いをして、今も大切に枕もとに置いてチビチビ読み返しています。
音楽でその素晴らしい才能が認められていますが、ユーモアやセンチメンタル、ひねくれのある文章表現は読み物としてとても面白く、すぐれた表現者はその才能があら |
十年ゴム消し (河出文庫) 価格: 630円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 いわゆるRCサクセションの暗黒時代(福生時代というのかな?)に書き綴られた清志郎の詩と日記と私小説。 本人もリードで書いている通り、本当にいろんなことが書ける時間があったんだと思う。もちろんリンコさんや本名で登場のCHABOさんはじめ、メンバーや元メンバーやがてメンバーなど関係者が登場してくる。 あの名曲たちが生まれる瞬間を切り取ったような生々しい言葉たち。タレント本扱いで売られることが多いが、実は方丈記のような極めて純粋な散文随筆なのかなと感じることもある。 |